国民平和大行進の目的と意義
国民平和大行進は、第4回世界大会(1958年東京)をめざして広島から開始されました。この70年、核兵器廃絶を願う人が誰でも参加できる行動として発展し、今日では全国の8割の自治体を通過し10万人の人々が参加する国民的行動となっています。
愛媛県では1960年から行進がはじまり、1986年からは実行委員会が作られ、県内のすべての自治体を行進・訪問しており、毎年多数の県民が参加しています。合併後の自治体に新たに宣言・採択するよう要請している「非核平和自治体宣言」は順次採択され、県内20市町すべてで採択されました。また、各自治体では写真・資料展、映画会、モニュメントなど多彩な非核平和行政が進められ、大学人や宗教者、医師、市民団体などによる平和運動も広がりをみせています。行進とともに呼びかけている折鶴運動も毎年約15〜20万羽の折鶴を集約するなど草の根の運動として定着し、千羽鶴を送った海外の団体からお礼状やメールも届いています。
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