指曲がり症(両手指変形性関節症)

正式名称は、「変形手指関節症」といいます。手指の関節が腫れ、指が「く」の字型に曲がりはじめます。初期は熱を持ち、関節が炎症を起こして、痛くて眠れません。学校給食調理員のように毎日仕事で、手を使わざるをえない人は末期になっても炎症で関節の背面が何かに当たると飛び上がるほどの痛みです。

近年、学校給食の現場で「指曲がり症」が多発し、地方公務員災害補償基金も一部調理員について公務災害として認めるようになりましたが、その認定基準のハードルが高く、多くの方が苦しんでいます。



指曲がり症に罹患した手指

第一間接の腫れがひどく、
まっすぐにならない。
指がくの字に曲がっている。