◎今治市元学校給食調理員《パワハラ労働審判》
「和解調停」が成立

 2015年8月17日(月)松山地裁の「第3回労働審判」で、パワハラに関する損害賠償請求について「和解調停」が成立しました。

 労働組合として、労使交渉を通じて今後の改善への努力をはかることを確認しました。

1.今治市は、申立人からパワーハラスメントの被害申告があったこと、及び、労働審判の申立があったことを、誠実に受け止める。

2.今治市は、パワーハラスメントの防止に関する職場環境の改善に努めるものとし、その改善検討については、臨時嘱託職員を含む労使交渉を通じて協議する。

3.申立人と今治市は、損害賠償請求に関して何らの債権債務が存在しないことを相互に確認する。

【自治体一般】今治市のパワハラ対応安全配慮義務違反を訴え労働審判

 2015年3月23日(月)県自治体一般労組の組合員が、学校給食調理場でのパワハラに対する今治市の安全配慮義務違反を訴え、松山地裁に労働審判を申し立てました。
 記者会見には多くのマスコミが取材に訪れ、当事者である組合員からは「調理場と給食課だけでなく、教育委員会や市担当課に『パワハラの認識』がなさ過ぎる。もっと真剣に対応してほしい。ちゃんと考えてほしい」と強調しました。